私がクライアントさんにおすすめしている「サイト作成で参考にしたい本」

    これまで何度も、クライアントさんと一緒にHPづくりをしてきました。

    多様なジャンルのサイトを作成してきましたが、その度に共通してお世話になっている『本屋、はじめました(辻山良雄)』という本。

    「サイトの作り方」でもなく、「売れる文章の書き方」でもない。
    とある本屋さんのエッセイ本です。

    この本屋さんは実店舗。
    今どきなのでもちろんWEBサイトもありますが、ここに書かれていることの大半はリアル店舗ができるまでの様子です。

    なになに実店舗って、そこに「サイト運営」の何を探すの?
    と思うかもしれませんね。

    もちろん、そのまま参考にすると転んでしまいます。
    ほとんど方のサイトは業種がちがうので。

    けれど、それぞれ自分のサイトに変換して考えると、当てはまりそうなことの宝庫なんです。
    (とても読みやすい文章なので、すんなりと自分ごとのように読めてアイデアがわきやすいのです)

    つまり、この本に書かれていることは「小手先じゃない」ということ。
    汎用性があるのです、どんなジャンルにも。

    自分が表現したいこと、発信したいこと、アピールしたいこと、知ってほしいことを認知してもらうためのスタンダードがこの本にあると思っています。

    先ほど、「変換して考える」と書きましたが、私はこれをクライアントさんに説明するとき、「スライドさせる」とか「滑らせて考える」とか「スライディングさせる」などと表現しています(笑

    別の畑(異業種)で生まれたアイデアを、自分のテリトリーへ引っぱってきて品種改良するのです。
    アイデアを借りてくる感じです。

    このままだとちょっと抽象的だと思うので、実際の本文を引用して例を挙げてみますね。

    私たちはついせっかちに、何のメニューにしても、レシピがあればそれでできるだろうと思いがちなのですが、誰かが書いたレシピと、自分たちが書きなおした末にできたレシピとでは、全く違うものだということを、コーヒーの味を決めていく中で思い知りました。

    ※この本屋さんは奥にカフェも併設されています。

    この本文を自分ごとにスライドさせます。
    (ぜひ、ご自身のサイトにスライドさせて考えてみてください)

    ex)
    自分のサイトを運営するときに、他のサイトと同じようなコンテンツを並べているだけでは自分の持ち味が出しきれない。
    少しの個性も光らないサイトは、読み流されてしまうどころか、目にとめることさえしてもらえない。

    (ではどうしようか、とその先を深掘りする糸口になります。
    こうやって、掘って掘って自分の棚卸をしながら、納得のいくサイトが生まれていくのだと思います)

    ★:*:☆・∴・∴・☆:*:★

    これだけさまざまな情報に溢れている今、「この人は何かしらそれに捧げている」ということが暗黙裡にも見ている人に伝わらないと、見ている人のこころは動かせないし、ましてや足を運ばせることはないと思います。

    これ(↑)は、そのまま参考になります。

    小さい1点でいいからエッジの効いたこだわりを伝えることをしないと、せっかくの熱量(情熱)を相手に感じとってもらえないのです。
    (ここで大切なのはエッジがどんなものなのかではなく、「わかりやすく伝えるという行為」が大切になってきます)

    ★:*:☆・∴・∴・☆:*:★

    一冊の本が世に出て、誰かの手に渡っていくことは、よく考えてみれば奇跡のような出来事だ。

    「自分のおこないやサービスが、誰かの元へ届くのは奇跡なんだ」
    そう思って仕事や活動をすることで、相手へ届くまでの過程のひとつひとつを尊く感じます。
    気持ちよく働くことができますね。
    (私の個人的な感覚ですが)

    ★:*:☆・∴・∴・☆:*:★

    こんな風に、ノウハウではなく本文にある真意を探っていきます。

    こういう本の読み方をしていくと、小説も哲学もエッセイもコミックも、あらゆるものから今の自分に必要とされるインプット箇所を探すことができます。

    畑違いのところから(異世界から)、アイデアをスライドさせる。
    味付けを変えて出してみる。
    味付けをまちがったら別の味付けをしてもいいし、スライドさせる素材(異世界)を変えればいい。

    あれ?と思ったら、修正していけばいいんです^^

    これまで私自身の仕事の内容について、ここであまり語ったことがありませんでしたが、こんな雰囲気でクライアントさんとワイワイしながら一緒にアイデアを出して文脈にしています。

    今回、ここまで思いつくまま気づけば1900文字を連ねてきました。
    見出しもつけずにきたので、読みにくい部分もあったと思います。

    ここまで読んでくださりありがとうございました!

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