能率手帳と記者ハンドブックでみる「地味はステキの法則」

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    見てください、『記者ハンドブック』

    どうですか、この落ち着いたクラシカルな佇まい。
    流行なんて知りませんわ、とわが道をゆく威風堂々スタイル。

    そこに、足を沈める赤じゅうたんなんてありません。

    ただただ、己の道を信じて歩むのみ・・・。

     

    Contents

    記者ハンドブック

    この『記者ハンドブック』、地味に便利なんです。
    辞書ほど語彙が豊富でなく、かといって全く使えないわけでもなく、むしろかゆいところに・・・なわけです。

    『記者ハンドブック』はどんなハンドブックかというと、

    『正しい日本語で伝わる文章を』
    漢字と平仮名どちらを使うのか、送り仮名はどう付けるのか、同音異義語の使い分けは?・・・。
    用例が豊富な用字用語集と読みから引ける漢字表。外来語の正しい使い方も明記。
    一般企業の企画・広報担当者からWEBライターまで、文章を書くすべての人にお薦めする日本語用字用語集の決定版です。

    共同通信社HPより

    とあります。

    そもそも『記者ハンドブック』は、わからない単語を調べるものではないので、辞書と比べること自体がズレているのですが。
    一般的な辞書類とは別分野なんですね。

    これは「書き方」の辞書といえばいいのかな。
    例えば、よく受験で見かけた「おさめる」。

     

    この「おさめる」と読むものには、

    ・収める
    ・納める
    ・治める
    ・修める

    があって、いざペンをとったときに「あれ?どれ使うんだろ?」と悩み止まることがあります。
    PCで打ち込む場合でも変換の際にヒントが出てくるけれど、それの紙バージョンです。

    じゃあ、PCでいいじゃん、この本いらないじゃん。
    と思いますよね?

     

    まだあるんです、本領発揮できるところ。

    例えば、「こども」という表記。

    子供
    子ども
    こども
    コドモ

    どれ使おう?ってことありませんか?

    文脈の中での変換なので周囲に合わせた表記ができれば全く問題ないのですが、一般的には「子ども」なんだそうです。
    けれど普通に使うには「子供」も間違えではありません。
    それに、祝日は「こどもの日」という表記なんだそうです。

    ・・・ということが載っています。

     

    もうちょっと、例を持ってきますね。

    私の一眼レフカメラはCanonなのですが正式には、
    「キヤノン」と表記するのだそうです。
    HPを見てみると、ホントだ!「キヤノン」です。
    (→ Canonサイト
    ばっちりキャノンだと思っていました。

    まだあります。

    ✕ ヘミングウェイ
    ○ ヘミングウェー
    (PCで検索すると圧倒的に「ヘミングウェイ」が多いですが)

    ✕ シェイクスピア
    ○ シェークスピア

    ✕ ラブラドール・レトリバー
    ○ ラブラドルレトリバー

    などなど。

    ヘミングウェーやラブラドルレトリバーなんて、PC検索すると正しい表記を探すほうが大変。
    ネット大海には、いろいろな表記が浮いているので、事実(自分の本当に探しているもの)を探す審美眼が必要ですね。

    これは、そんな審美眼を磨くための指南書のような存在です。

     

    能率手帳ゴールド

    このように、見た目地味だけど使えるいいヤツは世の中にはたくさんあって、とりわけ第一印象の見た目がムムムなものに限って、満足度高めに使い続けているものが多かったりします。

    手帳好きの方は、心当たりがあるのではないでしょうか?

    そう。

    能率手帳(能率手帳ゴールド)です。

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    通称、おっちゃん手帳。

    おっちゃん・・・ですよ。
    あだ名も地味そのものです。

    そんなおっちゃん手帳ですが、多くの手帳愛用者の審査厳し目な手帳会議で、毎年多くの人にエントリーされています。

    手帳界の偉大なるおっちゃんは男性全般はもちろん、女子学生やOL、主婦や女性起業家のバッグの中でも、不動のポジションを築いているのです。

     

    「地味はステキ」で家庭円満

    このように、少し注意して身の回りを眺めてみても、地味に活躍しているものがたくさんあります。
    それらは、最初の一手のときには、ピンとこなかったものが多かったりします。

    私ももう一度、見渡してみますね。
    (キョロキョロ)

    最初は空気のようだったのに、今となっては一緒に暮らしている夫がそこに一人、笑。
    一度は「ステキ」と思ったから結婚したのでしょうが、そういえば、夫の第一印象は底辺スタートでした。

    いろいろハプニングはあるものの、今もこうして一緒にいるということは、きっとどこかに「ステキ」が残っているあるのだと思います。
    (と信じたいです、笑)

    地味を大事に生きていきましょう!

    あなたの周りの「地味」も、きっとステキです。

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