ライター業とChatGTP(仲良くすれば強い味方)

    最近、よく目にします。
    チャットGTPの登場で、ライターどうなる問題。
    (ライターに限らずですが)

    今回は、私が考えることを書いてみようと思います。

    さっそくですが・・・

    【結論】AIがやってくれるなら、やってもらっちゃえばいいのです。

    A Iが得意なのは、
    ・タイトル
    ・見出し(目次)
    ・記事の量産(あっという間です)
    ・SEOの相談にも応じてくれます

    超便利じゃないですか!
    使わないテはないですね。

    けれど。

    これは、量産型の記事の場合。

    では、取材記事はどうでしょう。
    取材の内容をまとめて、AIに書いてもらうことはできます。
    文字数を指定して、ターゲット層を示して書いてもらえば数秒で書き上げてくれます。
    それを、人の手で手直しすればいいだけです。

    けれど、取材そのものは、今のところ人の方が軍配が上がると思います。

    取材だけではなく、例えばクライアントへの質問も同じです。

    こんな内容のこんな雰囲気の文脈、というイメージがあったとします。
    その仕上がりにしたい時は、私はインタビューとしていくつか質問を用意します。

    すると、クライアントさんに共通して、よく言われることがあります。
    「こんな質問なんて初めてだから、考えたこともなかった」
    「深く考えるきっかけを与えてもらった」

    質問を投げかけられて、初めて気づく自分の内があるのです。

    自分から思いつくことがなく、なかなか文章が書き出せない方が、ライターに仕事を依頼します。
    ライターは「文章を書く人」ではなく、クライアントの内側に眠っている本来を引き出す役割だと、私は思っています。

    それを文字で形にする。

    これは、感情と感情のハイタッチみたいなもので、まだ(心のない)AIには追いつかれていない分野です。

    ライターになりたいと思っている方は、こっちの角度から依頼されるライターを目指すといいのではないかな、と思いますよ。

    日常でもありますよね、
    友達と話をしている間に、自分の頭の中が整頓されてきていること。

    グチを聞いてもらっている間に、いつの間にかスッキリしているあの感じ。

    人と対話することで、引き出されることはたくさんあります。
    反対に、対話をすることで、相手の見えない部分を引き出してあげられるのです。

    テレビやネットで「もうライターいらねぇじゃん」とか言われちゃうこと、信じないでくださいね。
    そういう側面は多少あると思うけれど、逆に考えれば、ライター作業の今までやっていた面倒な部分をAIがやってくれる、それだけの話です。

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