「何かを手に入れるには、別の何かを手放さなければいけない。」
これを「人魚姫の法則」というらしいですが(笑)、
本当だなと思います。
新しく何かを始めるには、今ある中から手放さなければならないことが出てくる。
これは、今の私には「新規の仕事」と「既存の仕事」に当たります。
新規の仕事は、今まさに自分の理想に向かっている途中。
不安は半端ないけれど、夢も半端ない。
既存の仕事は、これまで書き続けてきた、確実に需要のある仕事。
満足度は一定だけど、安心感も一定を保てる。
何を手放し、何を保持したらベストなのか?
常に考えています。
違和感を感じたらチャンス!それは女性性です

女性は男性に比べると、現実的で冒険を好まない人が多いと言われています。
けれど、私のまわりを見てみると、そうでもないような気がするんです。
おそらく冒険の種類が違うのだと思います。
女性は、一点集中して攻めていくのではなく、手持ちのバランスを常に考えます。
手持ちとは例えば、仕事、家庭、子育て、恋愛、両親のこと、パートナーとのこと、自分のことも。
そこにバランスよく、自分の時間や力を配分していくのです。
どれかが抜群に突き抜けていても、どれかが極端に低迷すると違和感が生じます。
この違和感こそが「女性性」だと私は思っています。
この女性性を切り捨ててしまうと、途端にバランスを崩し、
「あぁ、私は何をやっているんだろう。何もやってもみんな中途半端だ」
と自分を責めたててしまうのです。
だから、辛いんです。
女性性を活かした仕事は俯瞰してバランスをみること

冒頭の人魚の法則ですが、何かを手放すときは極端に手放すのはおすすめしません。
じゃあどうするか?
家庭を重視しなきゃだから仕事を諦める、とか、仕事が軌道にのっているから親の介護を別のところへ丸投げするとか。
(これら2つとも、後々になってだいぶ後悔するらしいです、聞いた話)
そうやって、1ジャンルをまるっと手放すのではなく、それぞれのジャンルの中でかいつまんで隙間を作っていくようにします。
つまり、バランスよく余白を作り、釣り合いを保つのです。
ちょっと想像してみてください。
斜め45度の小高い位置から自分を見下ろし、自分を囲むそれぞれのフォーメーションを確認してみます。
何かの陰になっていて水平目線では気づかないところに、ヒントは落ちていないか?
世間体(誰かの言葉)に遮られて、何かが埋もれそうになっていないか?
こうしてたまに自分を俯瞰してみると、客観的に物事を考えることができ、新しい気付きや抜け道が見えてくることがあります。
女性性を仕事に活かすには最小限の負担でスタート

新しいことをはじめよう!
そう思って行動し始める。
一番やる気があって、フレッシュでサイコーなこの時を、「時間のなさ」や「気持ちのゆとりのなさ」でぶち壊してはもったいない!!
ふわっと飛んで、
自分を俯瞰し、
ざっくり削るのではなく、
少しずつ少しずつ手放していく・・・。
(少しずつ過ぎて自分でも気づかないようなら大成功!)、
そうやって、あなたはあなたらしく、私は私らしく、負担の少ないスタートを切れればいいのです。
あなたの女性性を仕事での強みにしよう!

誰かと肩を並べて競うことは、結局は自分を苦しめます(経験アリ)
昨日の自分と今日の自分を比べても、怠けてしまった自分を責めてしまいます(経験アリ)
競わなくていいんです、
比べなくていいんです、何とも。
人は(女性は特に)毎日、体調も違えば、気分も変わる。
「できない日もある」
これを認めて、完璧でない自分をきちんと把握しましょう。
できない日もあるから、できる日にできることを全力でやればいいだけのこと。
できる、できない、
やる気がある、やる気がない、
体調がいい、体調がイマイチ。
女性はこのコントラストの差が大きいからこそ、底力があるんじゃないかな。
自分の中の違和感(女性性)を大切にしていこ。