【主人公は人】セールスの結論はもう決まってる

    人がものを買う、というのは、

    ものにお金を払うのではなく、そこにあるストーリーにお金を払っているのです。
    そこにあるストーリーを語れるのは、他でもない私のクライアントさん、つまり売り側なんです。

    たとえば、手帳セミナー開催のPR文章の依頼があったら、その手帳セミナーが終わったら「ハイ、そのセールスレター、終わり!」ではなく、

    「今回は行けないけれど、次のセミナーには必ず行きたい!」

    「遠いし、子供もいるから行けないけど、この人をこれからも追っていこう!」

    と思ってもらえるような、納豆みたいにあとを引くような、
    そんな離れの悪い文章を残したいのです。
    消費されにくい文脈を提供したいのです。

     

    せっかく、貴重な時間とお金を使って書き上げるのだから、短時間で消費しつくされてしまうのは残念。
    そこには、リサーチしても書ききれなかった、こぼれ落ちたストーリーもあるのだから、せめて公に出された文章だけでもアピールの糧として少しでも多く長く活用してもらいたいと思っています。

    セールスであっても
    プロフィールであっても
    コンセプトであっても
    商品(サービス)説明であっても

    そこには、必ず息づいている語りがあるはずなので、それを一緒に引き出していきます。

    ★::☆・∴・∴・∴・∴・∴‥∴・☆::★

     

    実はずっと思っていることがあります。

    PRするに際し、リサーチとして売り主であるクライアントさんにお話をきいていると、そのサービス(商品)の裏にあるストーリーが、めっちゃ深くて面白いんです。そして、そのストーリー運びをしてきたのは紛れもなくクライアントさんです。

    クライアントさんの想いや、そこにある情熱みたいなものをアピールすれば、嫌でも商品は買われていくよね、ということです。

    変な力を加えてぎこちなくセールスするよりも、もっと素直にストレートに売り主のハートを伝えればお客さんは買ってくれるよ、と。
    もしも自分がお客さんとして買うなら、ポンポン売って数をさばいているだけの人よりも、少しくらい高くても情熱持って売っている人から買いたいよね?と。

    結局は、「人」なんです。
    人は人に支えられて、
    人は人を応援するから。

    商品もサービスも、人ありき。

    日常もビジネスも、主人公を間違えてはいけない。
    主人公は「人」なんです。

    だから私は、
    セールスであっても、集客であっても、商品PRであっても、「人」を書いているんです、
    クライアントさんを書いているのです。

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