雪解けを待つように
近くへ行ってみて、
ようやく見ることができる氷のなかの小枝や葉。
遠目では凍った大きな氷にしか目がいかないけれど、近づいてみてやっと気づく、ちいさくて緻密な「そこにあるもの」
空という広大な傘の下で、
わたしたちは大きな看板や、
マイクの声や、
両手のかたい握手だけを重視しがちだけど。
消えそうな文字や、
声にならない願いや、
些細なめくばせ・・・、
雪解けを待つような、
そんな受け身でしか存在できない想いを、感じていられる心を持ち続けたいと思うのです。
近くへ行ってみて、
ようやく見ることができる氷のなかの小枝や葉。
遠目では凍った大きな氷にしか目がいかないけれど、近づいてみてやっと気づく、ちいさくて緻密な「そこにあるもの」
空という広大な傘の下で、
わたしたちは大きな看板や、
マイクの声や、
両手のかたい握手だけを重視しがちだけど。
消えそうな文字や、
声にならない願いや、
些細なめくばせ・・・、
雪解けを待つような、
そんな受け身でしか存在できない想いを、感じていられる心を持ち続けたいと思うのです。