スタバの隅っこの席をゲットして、さて、このサンドをどうやって食べようかというところ。
向こうの方で「ありがとう」
という声が聞こえてきた。
すぐに反応してしまう私。
「ありがとう」を言っている人を、無意識に探してしまうのだ。
「ありがとう。助かります」
どんな人が何に対して言ったのだろう。
それは、ある女性(50代後半くらいかな)が店員さんにかけた言葉だった。
女性は、別のカップにお水を入れてもらっていた。
(薬でも飲むのかな)
その女性の歩く方向を横目で追う。
たどり着いたテーブルには、もうひとり女性が、おばあちゃんがいた。
おばあちゃんは、その水を受け取りニッコリと言う。
「ありがとうね。」
おばあちゃんのお水だったのか。
「ありがとう」って聞こえると、気持ちが浮き上がる。
別にそこに私が関係しているわけでもないのに、隅っこにただいただけなのに、“ありがとうのシーン”に一緒に参加させてもらえた気分になる(調子いいヤツ。笑)
今日、私はまったく知らない人と、わたしの意識の中のみだけど「ありがとう」でつながった。
あなたは今日、どんな心の浮遊がありましたか?