【if-thenプランニング】余裕がないときの自分ルールを決める

ゆとりがない時の対処法

「最近、余裕ないなぁ」
と感じたとき、あなたはどうしていますか?

好きな本の中から、自分に合った言葉をセレクトするのでしょうか。
それとも、大好きな音楽をヘッドホンで聞いているのでしょうか。

私は自分に余裕のなさを感じたとき、大自然が映るタイムラプスを観ます。

目の前の小さなところに意識を置くのではなく、もっと大きなところ(自然や宇宙など)に想いをはせるようにするのです。(詳細は、この記事の後半に書いています)

すると、なんとなく気分が解放されて深呼吸してみようかな、という気分になれます。
(タイムラプスならどんなものでもいいというわけではなく、音楽と映像のマッチしたものが心に響きます。)

このように、日常で心のちっちゃい行き詰まりにあったときに、小さく乗り越える方法のひとつに「if-thenプランニング(イフゼンプランニング)」というものがあります。

今回は、心理学でも有名なこの手法を取り上げていきます。

目次

if-thenプランニングって?

忙しい毎日での目標達成のために、まず何から手を付けたらいいのだろう(どうしよう、どうしよう)という時の対策として、「if-thenプランニング」があります。

この対処法は、心理学でも実証されていて強力な効果があると言われているんですよ。

とはいっても、やり方はとってもシンプル。

もしこんなことになったら(if)
こういう行動をする(then)

という、【状況+行動のルール】をあらかじめ作っておくこと。

たったこれだけですが、日常のいろいろなシーンの目標達成ツールとして使えるんです。

if-thenプランニングの使い方

一般的にif-thenプランニングは、目標達成とその習慣化の方法として知られていますが、問題解決としてもちゃんと効果を発揮してくれます。

先ほどの私の「自分に余裕がなくなってしまったとき」を例にすると、次のような感じでif-thenプランニングが活きてきます。

私の場合、

「もし△△だったら、◯◯する」

というif-thenプランニングに

if=もしも、心に余裕がなくなったら
then=この動画を観る

と当てはめられます。

暇なときは恐ろしく暇なのに、
人と会う用事や、イベントが重なるときなど、忙しいときってなぜか一気にやってくるタイミングってありますよね。

そのような、自分に余裕がなくなってしまう事態に備えて、あらかじめ決めておくのです。

「心に余裕がないときは、タイムラプスを観る」という具合に。

どうでしょう。
シンプルだし「気軽にできそうだな」って思いませんか?

目標達成だけじゃなく、日々の困ったときや、自分の弱味対策にも効果ありそうです。
(発表やプレゼンが苦手、人と話すのが苦手、三日坊主などにも!)

軽い気持ちで試してみてはいかがでしょう。

* * *

if-thenプランニングについては、こちらの本で簡潔でわかりやすく書かれています。

『やり抜く人の9つの習慣 
コロンビア大学の成功の科学』

私の「心に余裕がないとき」if-thenプランニング

さて、ここまで「if-thenプランニング」について書いてきましたが、私の一例をご紹介してみたいと思います。

この記事の冒頭でも書きましたが、自分がアップアップになって余裕がなくなってきたことを自覚したとき、あるタイムラプスを見ることにしています。

雄大に動く大自然や宇宙の流れを見ていると、小さい歩幅で日々を刻んでいる自分が抱えている問題なんて塵にも満たない。
勝手に自分のなかで、問題を膨らませてないか?

そんなことを思うと、どんなこともなんとかなると思えるのです。

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