【出会いは突然に】読書を日常に活かしきる『ゲーテ格言集』

一読したら終わりという本がほとんどな中、何度も読み返したり、お守りみたいにずっとそばに置いておきたいと思える本に巡り会えるのはラッキーなこと。

そしてもっとそんな本に出会いたくて(自分とマッチする本を探したくて)、毎日宝探しのような気持ちで本を読みあさっている人も多いのでは。

私にもそんな本は何冊かあって、その中の一冊が『ゲーテ格言集』

ゲーテ。

話題の新刊でもなく、文庫になるのを待っていたのでもなく、ずっと昔から読み継がれてきた古典です。

この本は、いわゆる名言集なので、ゲーテの有名ワードがつめこまれているベスト盤のようなものだからストーリー性もないため、気まぐれに開いたところがバチッと目に入ります。

何度も同じ言葉を指でなぞっても、その時々の状況や感情で、私の中に受けれる言葉のカタチが変わる。
だからこそ、何度も手に取ろうと思えるのかもしれません。

人との初対面と同じように、本の第一印象も大事です。

私が書店でこの本を手に取り、パラパラとして目に止まったのがこのセンテンス。

自分の一生の終わりを初めと結びつけることのできる人は最も幸福である。

この一文が私を誘い、一目散にレジへと歩ませたのです。
強烈な一文だった・・・。

そして家に帰りリビングで買ってきたばかりのこの本をパラパラし、目に刺さったのはこれ。
すぐにブルーの付箋を貼りました、忘れもしません。

感覚は欺(あざむ)かない。判断が欺くのだ。

直感で買ってきた私の判断を讃えられたようで、心の中で小さくガッツポーズをしました。

こんなふうに、私のもとにゲーテ格言集はやってきました。

先週も開いた。

今日も開いた。

暮らしのスキマに、私の中に、静かにからまるゲーテの言葉。

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